清掃に欠かせないアイテムの中には「バケツ」があります。
バケツは私生活の中でもあると超便利なアイテムである事には間違いないのですが、特に掃除をする際などに使用する事が多いと思います。
使用用途としては、中に水を溜めたり、使い終わったら清掃道具を中に入れてそのまま保管するなど様々ですが、プロの清掃現場で使う場合は、通常通りの使い方と合わせて、洗剤と水を希釈して使う場合に使ったり、中で電熱棒(電気の力で高熱に熱する棒形の工具で、電気がつかえる場所であればどこでも熱湯(大体120℃くらいまで)を作る事ができる道具です。)を入れて熱湯を作ったりして油汚れを落とす為に使ったり、スチーマーやリンサーに入れて使用します。
※電熱棒を使う場合は耐熱のバケツを使用するように注意して下さい。

このように縦に長いバケツも清掃現場で使用する事があります。
上記もしたように、電熱棒を使って熱湯を作り、油汚れを落とす作業、特にレンジフード(キッチンについている換気扇部分)のフィルターなどの幅の広い物などをそのまま入れる事ができ、つけ置きできるので便利です。
そして、バケツの口(先端の水を吐き出しやすいようにしている部分)がついているので溶け出た汚い油汚れなどの汚水を捨てたりするときも便利です。

横から見るとこんな感じですね!
ちなみにこのバケツは水を20リットルも貯める事ができ、清掃の現場では高圧洗浄機(水を高圧で吐き出す道具)などを使う際に水道が近くになかったり、蛇口が古いタイプで連結できない時などにこういった大容量のバケツから水を吸って使ったりします。

このように、長方形のバケツがあると、通常の丸型のバケツを中に入れる事ができるので、搬入の手間が省けます。
ご家庭でもこのような形で2つをセットにしておくことで片付けのスペースもとらず、楽になりますね!
一般家庭で電熱棒を使ってまでお掃除される方はいらっしゃらないと思いますが、補足としては、通常のこういった丸型のバケツだと電熱棒の推奨高さまで水深がいかないので、こういった水深が深めのバケツを使うことをオススメします。
ちなみに樹脂素材の耐熱バケツは110℃前後が限界なので、電熱棒で温度調整ができるものを使うか、バケツをより強固なものにして下さい。
車にバケツを乗せて移動する機会が多い方は四角いものをおすすめします。
丸より四角の方が他の荷物と干渉せず空間をうまく使うことができると思います!
コメント